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天野 尚、カタール写真展レポート

2009年5月22日

去る2月19日から28日まで10日間の日程で、中東のカタールの首都、ドーハにあるカタール写真協会・ギャラリーを会場に当協会会長である天野尚の写真展が開催されました。テーマは日本(佐渡)の自然環境。気候がまったく異なるカタールで、大判フィルムで撮影された四季の佐渡の自然が最大4mにも引き伸ばされた巨大パネルで紹介されました。

「豊かな自然風景は人の心に通じている。」

今回カタールで開催された天野尚写真展は、昨年7月に、環境問題を主題としたG8北海道・洞爺湖サミットで、天野撮影による佐渡の原始杉の巨大パネルが展示されたこともきっかけとなり、(株)アクアデザインアマノカタール代理店、タリク・アルマーナ氏が中心となって企画が進めらた(主催:カタール写真協会、後援:在カタール日本国大使館、特別協賛:国際航空運送会社アラメックス・インターナショナル)。

写真展に飾る写真は、すべて天野が選定し、意図的に、カタールには存在しない自然を写したものが選ばれた。現地の取材陣に写真展に対する思いを尋ねられたところ、天野は「吹雪、雨、苔むした森、美しい山野草など……。カタールの人々がこれらの写真を見た時に、環境を維持していくことの重要性を感じてくれることを望んでいます」と、コメントした。

実際会場に訪れた人々は、普段目にすることのない日本の豊かな自然風景に興味を抱いていたようだった。視力6.0の世界とも言われる大判フィルムによる細密な自然の描写に、写真パネルを食い入るように見つめる写真家たちの姿も多く見られた。現在、急激に経済発展が進むカタールにおいて、日本の美しい自然風景は、人々の心に大切な何かを語りかけたのではないだろうか。

(写真左)写真展会場の様子。(写真右)カタール写真協会より、写真展開催にあたり天野にクリスタルガラスでできた記念プレートが贈呈された。

地元メディアに自然の重要性を訴える

カタール新聞各紙では、佐渡の豊かな自然や、天野による生態風景写真にかける思い、そして環境問題に対するコメントなどが紹介された。佐渡の写真も誌面に大きく掲載され、今回の写真展が二国間の交流にも繋がった。

記者会見の様子

在カタール日本大使公邸で開かれた記者会見で、地元記者からの、環境保護をどのように訴えていったらよいか?との質問に、天野は以下のように答えた。

一木一草を記録写真として残すことで、私は見る人に何かを感じてもらいたいと考えています。日本語で、写真は真実を写すと書きます。私が撮影した写真は、デジタル写真のように修正をかけることは一切無く、現実をそのまま見せています。世界中には、今となってはもはや見ることのできない、失われた自然がたくさんあります。もう一度、同じ美しい風景を撮ることはできないのです。今と昔の変貌を写真を通して伝え、自然の重要性を訴えていきたいと思います。

(写真)日本大使公邸にて、現地の新聞社を対象に開かれた記者会見。大判フィルムを使い説明する。

カタール現地新聞の紙面

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